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ネタバレ映画感想とかいろいろ

『王立宇宙軍 / オネアミスの翼』感想

空への夢を諦めた無気力な青年が、やがて宇宙を目指すことになるSF。オープニングのクレジットには私でも知っている名前がちらほらあって今となっては豪華な製作陣だけど、残念ながら私には合わなかった。作画からは熱意を感じるし技術だって今見ても凄まじいのだろうけど、クライマックスまでがちょーっと長い。話が退屈だったし主人公もヒロインも好きになれない。リイクニも取っ付きにくい女の子だったけど、それ以上にシロツグが苦手なんだな。どこがどう、とは上手く言えないんだけども。

嫌味を言う空軍士官をマティが殴るためにひっ掴もうとしたランプや椅子などをカロックがことごとく先に取り上げるシーンと、シロツグが暗殺者から逃げるシーンは好き。クライマックスのロケット打ち上げでもちゃんと盛り上げてくるんだけど、私にはとうとう刺さらなかったようです。