『恋とニュースのつくり方』感想

恋とニュースのつくり方 (字幕版)

無難。フットワークが軽く才能もあってパワフルなベッキーが、ハイスペックな彼氏を手に入れつつ仕事でも成功する話で、レイチェル・マクアダムスのコロコロ変わる表情は可愛いけどそれだけではちょっと弱い。低迷している番組の梃入れもどんな奇策を打ち出すのかと思いきや、バラエティに寄せただけだったので特に感想が出てこなかった。

むしろ印象に残ったのはマイクのほうで、仏頂面が妙に可愛いしコリーンとのやり取りも楽しい。特に大人気ない「Good-by」合戦は笑う。引き抜かれそうになったベッキーを引き止めるシーンも、素直になれないマイクの必死な姿が微笑ましくもある。

ちなみに恋愛要素は添え物でしかないし、ニュースの作り方を描いているわけでもなかったけど、どちらも特に求めてはいなかったので問題なかった。