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『ゴーストバスターズ』感想

幽霊退治を専門とするゴーストバスターズの活躍を描く元祖SFコメディ。『ゾンビランド』を見て気になったので視聴したけど、中身が薄いし相変わらずこの国のコメディは合わないしキャラクターも好きになれないしでまったく乗れなかった。リブート版が面白かったので期待してたんだけど、ちょっと続編も見るか躊躇っちゃうなこれは……。

特にピーターは態度は悪いしいい加減だし、女たらしというよりただのセクハラ好きのおっさんでキツいし、他人を小馬鹿にしたような悪ノリ感だけでヘラヘラしながら突き進んでいくのがかなり苦手。そんな中、レイやスペングラーに嫌悪感を抱くことがなかったのは救いだったけども。ただディナも扱いが酷く魅力のないヒロインになってたし、四人目のメンバーになったウィンストンは物語に必要なキャラクター造形ですらなかったし、環境保護局のペックも引っ掻き回す役割だけど描写が雑すぎて展開に説得力がない。細かいことを気にしちゃ駄目なんだろうけど、キャラクター描写に嫌気が差したことで粗が目についてしまうんだな。とことん合わない作品でした。

主題歌は好き。「やややケッタイな」で始まる日本語訳の歌詞はなかなか思い付かないフレーズでちょっと感動した。