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『ふしぎの国のアリス』感想

ヤン・シュヴァンクマイエルの『アリス』を見た時も思ったけど、改めて見るとアリスの物語は脈絡のない展開の連続で、とにかく「カオス」の一言に尽きる。それがディズニーの狂ったようなアニメーションクオリティで表現されるので、余計に不気味でちょっと恐ろしい。それでも終盤の大量のトランプによるアニメーションは圧巻だったし、お茶会の「お誕生日じゃない日のうた」のあたりはよく分からないけどなんかめちゃくちゃ好き。それになんつっても、幼くて好奇心旺盛で向こう見ずなアリスがただただ可愛かった。