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『リロ&スティッチ』感想

リロ アンド スティッチ (字幕版)

正直「エイリアン」と「ホームドラマ」の組み合わせは合っているように思えないし、後半も強引な展開になるけど、最後にはリロもナニもスティッチも可愛かったのでまあいいかなと思ってしまった。ユニークなキャラクターデザインも好きだし、アニメーションのクオリティはディズニーらしく高品質で、特に冒頭のダンスやサーフィンのシーンは見入ってしまう。

福祉局が登場するディズニー作品というのも新鮮。この手の組織は家族の仲を引き裂こうとする役回りが多いけど、この作品では悪人ではなくただ仕事を全うしようとしているだけだと分かるのがいいなと思った。しかしナニはまだ若いように見えるけど何歳なんだろうな。福祉局の監査が入ってるけど、彼女が保護者の役目をこなさなきゃいけないのはかなり厳しそうに見える。しんどくてもリロと一緒にいたいのだろうけど、リロとスティッチが良くも悪くも幼く未熟なので、その分ナニの負担になってしまう描写が続くのがちょっと見ていて辛い。ところでコブラ・バブルスは『MIB』と関係があるのかパロディなのか、それともたまたまなのか。