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ネタバレ映画感想とかいろいろ

『時をかける少女』感想

時をかける少女

細田守版が面白かったのでこちらも鑑賞。尾道の景観、松任谷夫妻による音楽、醤油の匂いがする少年とラベンダーの香りがする少年の対比、若く瑞々しい役者に、わざとらしい台詞、棒読みで辿々しい演技、合成感のあるチープな特撮と、良くも悪くも印象には残る映画だった。これがいいという意見も分かる気はするけど、残念ながら私はそこまで入り込めなかったな。役者の演技や独特の演出云々より、単純に話のゆったりとしたテンポや、可もなく不可もないストーリーが合わなかったらしい。

吾朗ちゃんがすぐトイレに行くところとか、和子の部屋にこれ見よがしに置かれてある日本人形が地震の時にすごい形相で襲ってくるところはなんか笑った。