序盤は退屈で何度もギブしそうになったけど、鉄雄が能力に目覚めたあたりから盛り上がってきてなんだかんだで最後まで見れた。ストーリーはあまり理解できなかったけど、作画には圧倒されたし映像を見ているだけでも気持ち良かった。「今見ても凄い」というよりは「今見るからこそ凄い」ことが、アニメに疎い私でもなんとなく分かるというか。金田の服やバイクや血などの鮮やかな赤も印象的だったな。ただ、キャラの見分けが付きにくいのは気になった。特に金田とケイは同一人物にしか見えん。
しかし「"さん" をつけろよデコ助野郎！」の元ネタが『AKIRA』だったとは……。2020年東京オリンピックとか非常事態宣言発令とかコロナ禍の今の状況を思い起こさせる要素もあり、ちょっと不思議な映画体験をさせてもらったよーな。
