『STRONG WORLD』に続き、今回も「惜しい」という感想になってしまった。
ゼットは格好良かったし、バックボーンが簡潔に語られただけでも彼の海軍への絶望は伝わる。だからこそゼットのように硬い意志を持ち、シンプルに強く、更に能力を無効化する武器も持ってるような男に、何故ルフィが勝てたのかよく分からなかった。ゼットのキャラが立っていたからこそ、物語の〆が弱かったのが不満だった。
逆に良かったのは青雉で、ゼットが元海軍大将で青雉の師匠でもあったことから出番は多く、美味しいところも持っていく。私にとって『Z』は青雉に惚れ直す映画だった。
OP映像も黒×赤の組み合わせが最高だったし、赤を基調とした今回の新衣装も好み。この派手な衣装チェンジは映画ならではの豪華な特典として恒例になりつつあり、美味しいな毎回。
