『パックマン』、『ギャラガ』、『ドンキーコング』、『スペースインベーダー』、いずれのゲームもやったことはないしよく知らないけど、それでもゲームのキャラクターや機体などが暴れ回る映像は楽しめた。特にパックマンは迫力があって面白い。爪弾き者が世界を救うという『ゴーストバスターズ』を思い出させるようなストーリーも、かなり雑だし穴も多いしクライマックスは盛り上がりに欠けるけど、分かりやすいという点ではまあまあ良かったかなと。
ただ、テンポの悪さだけは気になってしまった。こういう作品ならサクサク進めて勢いで乗り切って欲しいのに、キャラクターがダラダラ話すのがよろしくない。ギャグも面白くないし、それがほとんど主人公によるものだから尚更というか……。
Qバートは可愛かったです。だからレディ・リサになった時は、Qバートの存在を否定してしまったような後味の悪さが残った。だからこそ最後のオチは好き。