ロログ

ネタバレ映画感想とかいろいろ

『ジュラシック・パーク』感想

ひたすら圧倒的映像表現で勝負してくるような、いい意味で捻りのないド直球な恐竜映画でたいへん面白かった。ワクワクしたし、ハラハラもした。最後の美味しいところを持っていくのが『ジュラパ』のロゴにもなっているティラノサウルスだった、てのもいいよね。人間の業の深さにも言及されており、特に危険な生物を軽視して周囲の忠告を無視するハモンド社長は、同じスピルバーグ監督作品の『ジョーズ』に出てくる序盤の市長に通じるものがあってちょっとニヤニヤした。ジョン・ウィリアムズによる劇伴も最高。

マルコム博士の活躍が少なかったことだけがちょーっと不満。ああいうキャラクターは好みだっただけに尚更。