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ネタバレ映画感想とかいろいろ

『planetarian 星の人』感想

理不尽な世界を舞台に、素直になれない主人公と健気な少女ロボットが出会う話で、要するにKeyらしいポスト・アポカリプス作品だった。先は読めるけどいい話ではあると思います。ただ、作中の多くを占める過去回想パートは登場人物が二人しかいないのもあり、どうしてもダレてくる。特にゆめみが壊れるシーンは、あまりにゆめみが長々と話すから白けてしまった。

ゆめみが屑屋に特別投影を見せるシーンは好き。星々の話がゆめみから屑屋へ、屑屋(星の人)から子供たちへ、と受け継がれて行くのもいいよね。ただ、あの世界の人類は長くはもたないだろうなとも思ってしまった。それでも子供たちは伝えて行くのだろうけども。