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『銀魂2 掟は破るためにこそある』感想

前作以上にギャグとアクションがパワーアップして、シリアスなパートもよりドラマティックになった。印象的だったのは序盤のキャバクラのシーンで、主役の三人は相変わらず楽しそうだし、なんつっても上様のインパクトが強すぎた。中盤以降は真選組が目立ってくるんだけど、隊士それぞれが格好良くて真選組が好きな私としてはたいへん満足しました。土方と伊東の共闘も燃えた。あとやっぱり隊服が好きなんよね。

不満はオタク化した土方の覚醒までが冗長だったのと、中途半端に銀さんと万斉の戦いを挿入してしまったところで、場面があちこちに飛ぶから観ているこっちのテンションが維持しきれなかった。特に万斉戦は消化試合としか見てなかったものな私。そもそも将軍抹殺というこれ以上はないくらいの重要な局面なのに、なんで高杉は人任せにして自分で行かないのかよくわからない。原作は序盤までしか読めておらず今回のエピソードは初見だったんだけど、原作でもこのままだったんでしょーか。