スマホを駆使して事件を追う新しい形のシャーロックのキャラクターが良かった。ベネカンはこの手の傲慢キャラがはまるな本当に。ドラマと言っても一話で一時間半もあるので見る前はちょっと仰け反ったけど、キャラクターが良かったので一気に見れた。ちょっと短い映画を見るような感覚で楽しめたのも大きい。ちなみに一話が飛び抜けて面白く、二話は事件に魅力がなく微妙で、三話は事件が次々と移行していく上にマイクロフトの依頼もあるから追うのがちょっとたいへんだったな、という感想。
シャーロックのキャラクターはものすごく魅力的だったけど、ジョンもシャーロックの相棒として見ても面白いし二人のやり取りも楽しい。一話を見た時はシャーロック以上に闇が深そうな気配をジョンに感じてワクワクしたけど、二話以降はそんな気配もなくなったのが逆に気になる。一方、モリアーティは思った以上に若い男で驚いた。三話のラストでようやくシャーロックと直接会ったけど、一度去った後に気が変わってモリアーティが戻ってくる流れはいまいち締まらないなとも。でも一番気になるのはシャーロックの兄マイクロフトかもしれない。謎の迫力があるし、彼が絡むエピソードはどれも面白いんよね。
