ロログ

ネタバレ映画感想とかいろいろ

2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

『アップグレード』感想

アップグレード (字幕版)発売日: 2020/05/26メディア: Prime Video謎の集団に妻を殺されて自身も全身麻痺になってしまった男が、体に埋め込まれたAIチップと共に復讐に向かう近未来サスペンスなんだけど、グレイとステムのやり取りが『ヴェノム』のAI版とい…

『ボヘミアン・ラプソディ』感想

ボヘミアン・ラプソディ (字幕版)発売日: 2019/04/17メディア: Prime Videoクイーンのことはほぼ知らない(クイーンの曲と認識できるのが「We Are the Champions」だけだった)で見たけど、見終わった後はすぐに彼らの曲を聴きに行ってしまったことが一番分…

『少年たち』感想

映画 少年たち発売日: 2019/12/04メディア: Prime VideoSixTONES(これで「シックストーンズ」と読まないことに驚き)とSnowManをメインにしたミュージカル映画なんだけど、ミュージカルというよりはMVに近いよーな。知っているジャニーズは横山裕のみ、とい…

『チョコレートドーナツ』感想

チョコレートドーナツ(字幕版)メディア: Prime Videoゲイのカップルとダウン症の少年というマイノリティの擬似家族を描くドラマなんだけど、こういうのを見るたびに一度は深く根付いてしまった偏見を覆すことの難しさを痛感させられる。それでも役者やキャラ…

『ドラえもん / のび太の海底鬼岩城』感想

[asin:B019GPD9Z2:detail]海底というか海溝探検譚。ここに来て世界の命運がドラえもんたちに委ねられたり、しずかちゃんがみんなを「さん」付けで呼ぶようになったり、これまでのシリーズにあったお馴染みのOPを流しながらタケコプターで世界を移動するシー…

『スターリンの葬送狂騒曲』感想

スターリンの葬送狂騒曲(字幕版)発売日: 2019/02/02メディア: Prime Videoスターリン死後の、魑魅魍魎なおっさんどもの滑稽な権力闘争を描くブラックコメディ。歴史や政治には疎いのでフルシチョフしか知らなかったし登場人物が多いのでついていけるか不安だ…

『聖なる鹿殺し / キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』感想

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(字幕版)コリン・ファレルAmazon開幕が脈打つ開胸心臓のドアップで思わず「うわあ」。そんな感じで「細かいことはいいからとにかくこの地獄を見てくれ!」って監督の声がずっと聞こえるような、最初…

『ジョジョ・ラビット』感想

ジョジョ・ラビット (字幕版)発売日: 2020/05/20メディア: Prime Videoナチスに傾倒する少年が屋根裏部屋でのボーイ・ミーツ・ガールを経て成長していく大戦末期のジュブナイルで、ものすごく優しい映画だった。だーっと泣いた。

『ドラえもん / のび太の大魔境』感想

[asin:B019GPFUQI:detail]『宇宙開拓史』の感想でドラえもんの秘密道具と冒険の相性の良さについて書いたけど、今回は一部とはいえ道具を使えなくなるのが、こう来るとは思わなくてちょっと悔しい。そこからジャイアンの成長へと繋がっていくのもいいし、使…

『コンタクト』感想

コンタクト (字幕版)発売日: 2013/11/26メディア: Prime VideoガチガチのSFかと思いきや、科学と宗教の関係に踏み込んだわりとスピリチュアルな映画で驚いた。しかし私は科学にも宗教にも疎いので、この二つの対立構図はピンと来ない。人類の95%はそれぞれの…

『ドラえもん / のび太の宇宙開拓史』感想

[asin:B019GPFHRA:detail]遠い惑星とのび太の部屋が畳一枚を隔てて繋がってたり、コーヤコーヤ星の春夏秋冬、月や動物の描写などにロマンが詰まっていて、大人になってから見ても楽しかった。あと大冒険ではピンチが多いから最低限の安全が保証されてる日常…

『胸騒ぎの恋人』感想

胸騒ぎの恋人(字幕版)発売日: 2014/07/04メディア: Prime Video気弱なフランシスとプライドの高いマリーが糸の切れた凧のような美青年ニコラに惚れて、嫉妬したり探りあったり喧嘩したりシャーッとなったりする話なんだけど、ニコラの言動に振り回されて必死…

『マイ・マザー』感想

マイ・マザー(字幕版)発売日: 2014/07/04メディア: Prime Video「母を愛せないが、愛さないこともできない」という少年ユベールとその母の、剥き出しの愛憎を描く100分でした。毎回この親子は些細なトリガーから生々しい罵り合いになるんだけど、不思議と見…

『ザ・ギフト』感想

ザ・ギフト (字幕版)発売日: 2017/03/08メディア: Prime Video新居で心機一転頑張ろうと張り切る夫婦と、その夫婦に奇妙なプレゼントを送り続ける得体の知れない男を描いたサスペンス・スリラー。ストーリーもキャラクター像も分かりやすく、でも捻りもあっ…

『ドライヴ』感想

ドライヴ(字幕版)発売日: 2015/02/16メディア: Prime Video自動車修理工でありスタントマンであり逃がし屋でもある主人公の、一途な恋とバイオレンスとカーチェイスが描かれるサスペンスムービー。寡黙で穏やかに見えた主人公の凶暴性、光と影の切り取り方…

『アポロ13』感想

アポロ13(字幕版)発売日: 2013/11/26メディア: Prime Video史実に基づくアポロ13号の劇的な生還を描いたドラマ。舞台はほとんどが宇宙に漂う狭いロケットの中と地上の管制塔だけといっていいのに、二時間以上の長尺があっという間に感じられるくらいに濃密…

『マンマ・ミーア! / ヒア・ウィー・ゴー!』感想

マンマ・ミーア!ヒア・ウィー・ゴー (字幕版)クリスティーン・バランスキーAmazon今回はあまり乗れなかった。前作を楽しめたのはABBAのキャッチーな楽曲と結婚前の浮かれた明るい空気とノリノリのキャラクターによる歌とダンスが大きかったのに、今回のソフ…

『マンマ・ミーア!』感想

マンマ・ミーア!(字幕版)発売日: 2013/11/26メディア: Prime Videoこの手の底抜けに明るい「ハッピーの暴力」みたいなミュージカルは合わないんだろうなと思いつつコリン・ファースが出てるから見たんだけど、ソフィが勝手に母親の日記を友達に読み聞かせる…

『イングロリアス・バスターズ』感想

イングロリアス・バスターズ(字幕版)発売日: 2013/11/26メディア: Prime Video勿体ぶったような会話劇とその末に爆発する暴力のカタルシスをぐわっと詰め込んだような、それでいてとっつき易く痛快な群像劇だった。二時間半もあるのに長さを感じないほどで、…

『ドクター・ドリトル』感想

ドクター・ドリトル (字幕版)発売日: 2020/09/18メディア: Prime Video今日はRDJの誕生日らしいのでこれをチョイス。私にとってドリトル先生は今作が初めてだけど、想像していたものとは結構違った。ストーリーがすぐ冒険活劇へと向かってしまうので、ドリト…

『LUPIN THE IIIRD / 峰不二子の嘘』感想

LUPIN THE IIIRD 峰不二子の嘘栗田貫一Amazonこのシリーズの劇場版は全部見てきたけど、今作は特に面白かった。子供相手に色気や話術が通用せず苦戦する珍しい不二子の姿が見れるし、一方でやっぱり色気や肉体を武器に敵を追い詰めたり美味しいところを掻っ…

部屋の模様替えの話とか

部屋のリニューアル IKEA RASKOGキッチンワゴンホワイト 703.767.21IKEA (イケア)Amazon大規模な模様替えをしたら部屋が広くなった。おかげで数年前に買ったはいいものの部屋が狭くて持て余していたIKEAのロースコグが、ここに来て一気に輝き出した。化粧品…

『透明人間』感想

透明人間 (字幕版)発売日: 2020/12/09メディア: Prime Video透明人間になれる彼氏の支配から逃れようと足掻くセシリアを主人公に据えたサスペンス・スリラーで、空間や余白の使い方、長回しでじわじわと追い詰められていく空気、更には精神が疲弊していくエ…

『アリス』感想

アリスメディア: Prime Video薄汚くてシュールで毒々しく不条理なアリスの箱庭世界を、リアルなアリスとストップモーションアニメの融合で描く怪作。ストップモーションでないと生まれない独特の空気が濃密で、まさに少女が見るような悪夢の世界が最高。キャ…